「人生は一度、不倫をしましょう」というエキセントリックなキャッチフレーズで一躍話題となったアシュレイマディソン。
不倫を肯定し前面に押し出した非倫理的なこのサービスには多くの敵が存在します。
その為、さまざまな事件やいざこざが後を絶ちません。
その中でも2015年に起きたハッキングによる情報漏えい事件は全世界に衝撃を与える事件でした。
今回は、情報漏えい事件の経緯とその後のアシュレイマディソンについて解説します。
世界最大の不倫サイト「アシュレイ・マディソン」とは?
アシュレイマディソンは、カナダやアメリカを中心として全世界で利用されているコミュニケーションサイト、いわゆる「出会い系サイト」です。
しかし、このアシュレイマディソンには一つ他のサイトと大きく違う点があります。
それは、不倫に特化した出会い系サイトだということです。
「人生は一度、不倫をしましょう」というキャッチフレーズから分かる通り、既婚者の恋愛をテーマとしたサービスになっています。
2001年に開設され、そこから全世界に普及し2013年に満を持して日本にも上陸しました。
そのセンセーショナルな内容が話題になり、一定の需要もありましたのでグングンと登録者数を伸ばしていきました。
しかし、この健全とはお世辞にも言えない恋愛スタイルを推奨するアシュレイマディソンを良く思わない人もいました。
アシュレイ・マディソンの個人情報漏洩事件の概要
2015年7月21日、アシュレイマディソンを欧州やアジアなどで展開・運営する企業「Avid Life Madia」がハッキング攻撃を受けました。
このハッキングにより約3700万人にも及ぶアシュレイマディソン会員の個人情報が抜き取られてしまったのです。
この個人情報には住所氏名や電話番号はもちろん、クレジットカード情報や支払い情報、個人の性的趣向まで含んでいました。
この後、ハッキングを行った集団「Impact Team(インパクトチーム)」から声明が発表されました。
「アシュレイマディソンを閉鎖しなければ、この情報を公開する!」
この要求に対し、アシュレイマディソン側が取った行動は、なんと無視。
何を思ったか、特に何かしらの対応をする事も無くアシュレイマディソンの運営を続けました。
結果、同年8月18日にこの約3200万人の個人情報はダークウェブに公開されました。
このダークウェブに公開されたデータは一般の知識では解読は困難なものですのでこの段階では多くの人に個人情報が漏れる事はありません。
しかし、このダークウェブにアクセスしたハッカーにより瞬く間に一般的なウェブに拡散されました。ここで事実上の情報漏えいが発生します。
これによりアシュレイマディソンの信用は地に落ち、情報が漏えいしたユーザーから5億7800万ドルの損害賠償を求める集団訴訟を受けました。
更には、この情報漏えいが原因での自殺が2件発生したとカナダ警察が発表し、だれもがアシュレイマディソンの存続は不可能であると思っていました。
しかし、アシュレイマディソンの運営会社はCEOであるノエル=ビルダーマン氏が辞任しただけでアシュレイマディソンの運営は続行すると明言しました。
私たちが普通に閲覧できるサイトを「サーフィスサイト」、会員制であったりする一般的に公開されていないサイトを「ディープサイト」と言います。
ダークウェブとは、このディープサイトの一部で特定のアクセス方法でなければアクセス出来ません。
その為、様々な違法行為や犯罪の温床になっています。
アシュレイ・マディソンの個人情報漏洩事件のハッカーの狙い
アシュレイマディソンの会員情報を漏洩させる事でのハッカーの狙いは前項でも触れましたが「アシュレイマディソンのサービス停止」です。
不倫という非倫理的な行為を推奨し、サポートを行っているアシュレイマディソンには多くの敵が存在します。
今回の情報漏洩事件を引き起こしたハッカーもそんな多くの敵の中の一つの集団であるのは予想出来ます。
セキュリティソフトで有名なマカフィーの創始者ジョン=マカフィーは「これは内部の人間の犯行、しかも女性だ!」と言い放ちました。
確かに不倫というサービスを展開する会社に嫌気が差す女性社員がいたとしても不思議ではありませんが、明確な証拠もありませんので、真相は分かりません。
結局、アシュレイマディソン側はCEOが辞任しただけでハッカー側の要求である「アシュレイマディソンのサービス停止」は会員の個人情報を人質に取っても叶える事は出来ませんでした。
この情報漏洩事件後はハッカーからの追加攻撃やメッセージは無く、平穏な日々が過ぎています。
一体犯人は誰だったのでしょうか?もしかしてアシュレイマディソン側が内々にハッカーを処理してしまったのでしょうか?
真相は闇の中です。
アシュレイ・マディソンの個人情報漏洩被害の状況!日本人のデータも?
アシュレイマディソンで起きた情報漏洩事件に被害者は3200万人にのぼると言われています。
その中には日本人のデータも180万人分含まれていたとの事です。
一度、ダークウェブで公開されてしまったデータの全てを回収する事は不可能で、今現在も漏洩した個人情報はどこかで公開されています。
不倫を推奨しているサイトの会員ですので、身内にバレてしまえば家庭内トラブルは避けられませんし、それを脅迫材料に金銭を要求する集団も存在します。
日本人のデータの中には著名人のデータもあった。という情報や憶測もあります。
噂の域は出ませんが、こういった風評被害もいつまでも続いています。
アシュレイ・マディソンの個人情報流出以外に発覚した問題
問題1:アシュレイマディソンは実はサクラばかりだった
個人情報漏洩事件後、Gizmodoの調査により女性アカウントの8割以上がアシュレイマディソンが用意した偽アカウントつまりサクラである事が判明しました。
男性会員とのやり取りもプログラムによる自動返信システムを利用しており大変悪質なものでした。
ポルトガル版のアシュレイマディソン立ち上げの際にこの偽アカウントを作成する業務を行っていた社員がデータ入力作業の激務による前腕の激痛等が原因で働く事が不可能になったという旨の訴訟を起こしました。
この訴訟は結果として却下されましたが、こういう訴えが出るという事は偽アカウント作成は行われていたという事の信憑性は上がりました。
2018年現在でもアシュレイマディソンは運営されていますが、今でもサクラはいます。

問題2:退会に手数料がかかる&退会手順が複雑すぎで苦情殺到
多くの有料サイトでは、何をするにも課金が必要になります。
しかし、退会手続きにまで手数料が掛かるサイトは恐らくアシュレイマディソンぐらいではないでしょうか?
アシュレイマディソンでは退会処理を行うにも1900円程度の料金が発生します。(※2015年当時。2018年現在は退会手数料なしで退会できます。)
更に、退会手順も登録時に送られてくるメールの中に退会する為のリンクが貼られているだけでそのメールを消去してしまうとアシュレイマディソンから退会が出来なくなる仕様でした。

アシュレイマディソンは2018年現在も運営されているのか?
これだけ多くのトラブルや問題を起こしたアシュレイマディソンですが、驚く事に現在でも運営しています。
新しいCEOに変わり、退会手数料が無料になったりページを一新する事で生まれ変わりを図りました。
しかし、トップページには依然「人生は一度、不倫をしましょう」というあの鮮烈なキャッチコピーが燦然と輝いています。
いまいち反省していないのではないか?という印象を受けてしまいます。
サクラ問題は変わらず巷で騒がれていますし、根本は変わっていないと思われます。
運営元が海外しかなく日本国内でのサポートを受ける事は期待できませんので、よっぽどの好奇心が働かない限りは国内のサイトを利用する事をオススメします。
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