アシュレイマディソンは、2015年7月にハッキングにより個人情報を流出してしまい世界各地で訴訟問題に発展するなど大きな打撃を受けました。
しかし、アシュレイマディソンはその後も閉鎖する事無く、２０１８年現在も運営を続けています。
なぜ、アシュレイマディソンは運営を続ける事が出来ているのでしょうか？
今回はアシュレイマディソンが個人情報流出に至った経緯と流出した個人情報の行方、更には今現在のアシュレイマディソンの日本人登録状況を解説します。
2015年のアシュレイマディソン個人情報流出事件
２０１５年７月に、アシュレイマディソンの閉鎖を目的として活動していたハッキング集団「インパクトチーム」がアシュレイマディソンを攻撃しました。
「インパクトチーム」の攻撃は成功し、このハッキング行為によりアシュレイマディソン利用者の個人情報が盗まれてしまいました。
そして、同年８月１８日に約３２００万人のユーザーの個人情報が「ダークウェブ」と呼ばれるウェブサイト上に公開され、公開された個人情報には登録者情報の他に支払いの詳細やメールアドレスや電話番号も含まれていました。
カナダ警察はこの件が原因で２件の自殺事件が起きた可能性があると発表し、カナダで起きた集団訴訟の賠償金は５億７８００万ドルにのぼるものとなりました。
また、このハッキングにより女性会員の多くが運営会社が用意した偽者、つまり「サクラ」である事も判明し男性会員とのやりとりもプログラムでコンピュータに制御されたものであることが分かりました。
流出した個人情報のデータは現在どうなったのか？
ネットの海に流された個人情報は回収出来ません。
今もどこかで流出した個人情報のデータは悪用されています。
流出したアドレス宛に脅迫メールが届いたり、電話番号や名前が悪用されてしまうケースが発生しています。
2018年現在、アシュレイマディソンは今どうなっている？
アシュレイマディソンは運営企業が変わった！
２０１５年の情報流出問題により、当然ですが運営会社が変わり現在では以前のような不倫を全面に押し出したようなエキセントリックな内容ではなくなりました。
その為、一見すると良さげな出会い系サイトに見えますので情報流出事件を知らない人なら手軽に登録してしまうでしょう。
運営企業が変わって対象ユーザやサービス内容はどう変わったの？
以前は不倫をメインテーマにしていましたので、対象となるユーザーは既婚者でした。
しかし、現在では「独身者も」という表現が加えられています。
「独身者も」という表現、という事は「既婚者もＯＫです！」というスタンスは変わっていないようです。
運営者は変わりましたが、根本的には変わっていないように思われます。
2018年現在のアシュレイマディソンの日本人の登録状況
アシュレイマディソンの登録者数は現在公式では５０００万人以上と謳っています。
常識的に考えれば２０１５年時点で３２００万人でしたので日本人の登録者数は比例して増加していると考えます。
しかし、個人情報流出事件を起こし裁判沙汰になり、自殺者まで出したサイトが運営会社を変えただけで登録者が増加するでしょうか？
答えは恐らくＮＯです。
９割以上がサクラであるとバラされたサイトに登録するような人がそう多くいるはずがありません。
確かな人数は把握出来ませんが、世界的に見ても日本国内で見ても情報流出以前より登録者数は減少しているはずです。
2018年現在のアシュレイマディソンの問題点
現在も個人情報流出事件は過去のものとして何食わぬ顔で運営しているアシュレイマディソンの問題点は、その運営体質にあります。
現在でもサクラが多く存在することは各メディアや口コミで伝えられています。
あれだけの未曾有の大事件を起こしても何も反省していないのです。
この運営の考え方自体が問題です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はアシュレイマディソンの現状と過去の事件について解説しました。
過去の事件を過去として何もせず、今現在も運営を続けるアシュレイマディソンはハッキリ言って常軌を逸してます。
このようなサイトで良い出会いを求める事は出来ません。
日本国内にはアシュレイマディソンのような信用の置けないサイトを利用しなくても良いサイトが沢山あります。
ですので、日本国内においてアシュレイマディソンで出会いを求めるのは時間の無駄です。
是非、日本の優良なサイトで素晴らしい出会いを果たしましょう。
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